ボストンコンサルティンググループ(BCG)の元日本代表、早稲田大学ビジネススクール教授の内田和成先生のセミナーに参加しました。
BCG流コンサルティングといえば、論理的思考。頭を鍛える覚悟をして臨んだこちらのセミナーでは、以外(?)なお話を伺いました。
曰く「コンサルティングとして、論理的に考えて結論を導き出すことは大切だけれども、最後はセンス、感覚で決める。」
数字や論理よりもセンスを優先!?
「僕のようなものがこんなこと言うのは意外に思われるかもしれませんが・・・」とご本人がおっしゃる通り、はじめは驚きました。そして、やっぱりそうなのだ、と得心。
「人間が動物として身を守るために潜在的に持っていて、誰もが日常的に使っている能力」とおっしゃっていました。
もちろんコンサルタントとしての内田先生のセンスは、長年の経験で磨き上げられた卓越したセンスだと思います。
興味深いお話を聞きながらも、歯科医院にいらっしゃるクライアントのことを考えてしまいます。
BCG流コンサルティングといえば、論理的思考。頭を鍛える覚悟をして臨んだこちらのセミナーでは、以外(?)なお話を伺いました。
曰く「コンサルティングとして、論理的に考えて結論を導き出すことは大切だけれども、最後はセンス、感覚で決める。」
数字や論理よりもセンスを優先!?
「僕のようなものがこんなこと言うのは意外に思われるかもしれませんが・・・」とご本人がおっしゃる通り、はじめは驚きました。そして、やっぱりそうなのだ、と得心。
「人間が動物として身を守るために潜在的に持っていて、誰もが日常的に使っている能力」とおっしゃっていました。
もちろんコンサルタントとしての内田先生のセンスは、長年の経験で磨き上げられた卓越したセンスだと思います。
興味深いお話を聞きながらも、歯科医院にいらっしゃるクライアントのことを考えてしまいます。
身を守るために、自身の感覚を研ぎ澄ますのが人間の本能だとしたら・・・
歯科医院にはじめていらっしゃるクライアントは、自分がこれから身をまかせようとしている場所が安全かどうか、無意識のうちに五感の全てで感じ取ろうとしているに違いありません。
治療についての論理的な説明も大切。最良の治療をするための設備やシステムも大切。
でも結局クライアントは、"YES or NO"を感情、センスで判断しているかもしれません。
センスで選ばれているとしたら・・・選ばれるために、私どもにもまだ出来ることがあるかもしれません。クライアントの心に響くこと・・・
女性は特に、男性に比べて肉体的なハンディがあるので、「自分にとって安全で快適か」を判断する感覚が鋭いといわれています。
セミナー後もたくさんの女性に囲まれていらした内田先生。
セミナーの内容もさることながら、紳士的なたたずまいに終始笑顔のパフォーマンスに受講者は魅了されたかも・・・しれません。
楽しい学びを皆様と共有させていただきましたことに感謝いたします。
参考)内田和成著 『論点思考』
本当に重要なことは何か。問題の本質を考えることの大切さを教えていただいた本です。
内田和成先生の書籍はこちらです
内田和成先生のブログサイト
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