ホスピタリティがわかる! "ホスピタリティ・ロジック"

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そもそも、ホスピタリティが教育で身に付くなんて思えない。

もともと素質があって、出来る人は出来るし、出来ない人はできない。

「ホスピタリティ」というあいまいな言葉の印象から、そのように思われている方も多いと思います。

 

なぜならば、マニュアルの全項目をクリアしたとしても、「でもそれってホスピタリティじゃないよね」と言われてしまい、「じゃあ、ホスピタリティって何なの?」と出口の見えない議論になりそうな、わかりにくいものだから。

ホスピタリティを、わかりやすい学問的な概念として学ぶことが出来るのが、宿屋大学http://yadoyadaigaku.com/index.html でも講師をされている、石丸雄嗣先生の「ホスピタリティ・ロジック」です。

 

先生によると、ホスピタリティは結果であり、そのプロセスで「今、この時、この場で、この人に」きちんと向き合っていることが、マスに対する均一なサービスと、個に向き合うホスピタリティの違いを明確にするそうです。

 

それではホスピタリティは、教育で身に付けることが出来るのでしょうか。

私の感覚では、ホスピタリティは、教えるのではなく、すでにあるものを「ここにあるよね。」「これぞまさにホスピタリティ!」と確認し、意識することで表現が磨かれた結果の現象です。

 

組織におけるホスピタリティの実現は一朝一夕にはできませんが、

一緒に仕事をする人とつながっているという安心感をもって、自分の表現や行為で相手が喜んでくれる体験を丁寧に積み重ねることで、育てていくことが出来ると思っています。

そのような体験は、仕事をする人にとっても嬉しいことで、やりがいにもつながるはずです。

 

幸いにも歯科医院の研修では、今までこの体験を共有できなかったひとは一人もいません。

 

研修を通して私が感じていることは、歯科医療の技術をもって、人に、社会に貢献したいと思っている皆さんは、潜在的に素晴らしい「ホスピタリティマインド」を持っているということです。

 

「ホスピタリティマインド」が活性化した人は、マニュアルに縛られることなく、使いこなすことが出来ます。

マニュアルやスキルは、使いこなすことでホスピタリティの"表現"が磨かれ、お互いの関係性における良いスパイラルが加速します。

どんどん磨いて、患者さんにとって唯一の歯科医院を、そして地域の中で輝く歯科医院を目指しましょう!

 

宿屋大学 http://yadoyadaigaku.com/index.html

 

宿屋大学バーチャルセミナー  

石丸雄嗣氏「ホスピタリティ・ロジック おもてなしの罠

http://yadoyadaigaku.com/program/ol0011.html

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