「今直面している解決しなければならない課題は何ですか。」
プライベートコーチングでスタッフに投げかける質問です。
最近は、研修にキャリア支援の要素を入れてほしいという要望が多くなってきました。
マンツーマンで行う、プライベートコーチングもキャリア支援の一環として実施されます。
先の質問に対して多いのが「新人に仕事を教える」ことに関連した答えです。
「教えること」を前向きに捉えられていれば良いのですが、プレッシャーやストレスに感じていることが問題です。
「覚えることが多すぎる」と、教わることのプレッシャーを訴える人もいました。
このように仕事を「教える」または「教わる」ということをネガティブに捉えているスタッフのコーチングが続くと考えてしまいます。
教わることや教えることで得られる気づきや学びもあります。けれども、仕事のペースを自分でコントロール出来ない状態、「振り回されている」と感じられる状態が続くと、スタッフの離職やモチベーションの低下など、全体への悪い影響が懸念されます。