日本舞踊の「美しいしぐさ」で実感! 印象は作られる!?

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先日、宗家藤間流師範の藤間勘恵理先生に、日本舞踊に凝縮されている「美しいしぐさ」について教えていただく機会がありました。

 

まず美しいしぐさのお手本。次に「では、こうしたらどうでしょう」と見せてくださったしぐさは、まるで時代劇に出てくる悪代官のように見えるのです。最初のお手本のしなやかな美しさとは対照的な、悪代官風の威圧感は、肩先の向きや顔の向け方、肘の張り方といった微妙な体の使い方の変化によって受ける印象の違い。

 

上品な勘恵理先生が演じる悪代官には思わず笑ってしまいましたが、

あらためて、「しぐさや表情よって、印象は作られる」ということを実感しました。

先生が用意してくださった、お稽古のための短い踊りの一つ一つのしぐさを丁寧に作りこむうちに、初心者の私でも、踊りのしぐさに心が付いてくるような感覚を味わうことが出来て大満足でした。

 

人と人との関係において、見た目の印象は、そこから長く続くコミュニケーションの入り口にすぎません。

 

しかしビジネスにおいては、一目見て「いいなぁ」と感じる、人の「感性」に働きかける「印象」も意外と大切です。

 

ビジネスにおける「感性」と消費行動の関係をわかりやすく説いている本がありました。

感性工学の先生でコンサルタントの小阪祐司さんの著書『「感性」のマーケティング』です。

 

治療にこそ価値のある歯科医院では、見た目の第一印象などは楽々クリアして、その先の「中身で勝負!」といきたいものです。

 

「中身には自信がある」という方こそ、見た目の印象作りはアウトソーシングで、効率よくスキルを習得するのがお勧めです。

 

参考:「感性」のマーケティング ー 心と行動を読み解き顧客をつかむ ー

   著者 小阪祐司 PHP研究所

MBD代表

各務 洋子(かがみ ようこ)

 

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