ファッション誌の記事で「医師と患者の両方が、医学的な意思決定のプロセスに参加する」という意味の「シェアード・ディシジョン・メイキング」(Shared decision-making in medicine)が紹介されていました。
記事の内容は、「健康×美容」をテーマとした様々な医学的アプローチの紹介です。
記事を読んで、「健康と美容」に興味を持つ一読者として、医療の側の人が「シェアード・ディシジョン・メイキング」の考え方を持っていてくれたらありがたいし、患者としての自分も「自己決定」の意志を持ちたいと思いました。
「確かに、わたしは自分で治療を決めたい。(そのほうが後悔しないし)」
けれども、
「医療という専門分野のことを自分だけで決めるのはムリ」
というのが本音です。
一方、医療者側にも「(絶対の正解はないのだから)自己責任で治療を受けてくださいね」というリスク回避の側面があります。