9月に入り、スタートアップに立ち会う機会が続きました。
・社会に出る学生さんたちのスタートアップ
・女性経営者組織のスタートアップ
それぞれに、
・マナーを学ぶセミナー
・アイディアを生み出すダイアログ
「明るい未来が見えたこと」
ワクワクして、本気で「これをやることには意味がある」と思えると、人の成長は加速化するそうです。シンプルにやりたいことをやっているからです。
反対にトップがどんなにやってほしいと思っても、
やらせる → やらされている
の図式の中では一時的に実行されても長続きしないか、パフォーマンスの低いレベルが惰性で継続していくかのどちらかでしょう。
・患者さんに喜んでもらうために
・売上の向上のために
スタッフに「これをやってほしい」けれども言えない、言ったとしても望み通りに実行されない、というお悩みをお持ちの院長先生も多いようです。
おそらく多くの経営者が、このままではいけないという危機感か、あるいは変化の必要性を感じていらっしゃると思います。
「現状維持」は「停滞」ではなく「後退」を意味するといわれているのが、昨今の歯科界の現状です。
もし、院長先生が何かを始めたいと思われているのでしたら、その始まりを個人と組織の成長のチャンスにしませんか。
例えば接遇マナーを向上したいのでしたら、
・なぜそれをするのか
・それをすると組織がどのように変わって
・私にとってはどんないいことがあるのか
を落とし込んだうえで、接遇マナーのテクニック、コミュニケーションスキルを学ぶ。
遠回りのように感じられますが、その後の継続的な成長と学習効果の波及を考えた学びのスタイルです。
反対に、手っ取り早くやり方だけを学ぶことの一番のデメリットは、「マニュアル対応」として患者さんの反感をかってしまうことです。
・自分の未来のために、習ったマナーを一生懸命実践しようとする学生たち
・組織を一歩前に進めるために、アクションを起こすことを決めた女性経営者たち
それぞれの心の中には、実践の先にある「明るい未来」が宿っているのを感じました。
授業後に、精一杯の礼儀正しさと、輝く笑顔で見送ってくれた学生さんたち。
たとえ稚拙な表現であっても、人の心を動かす力があると思いました。
人の心を動かすのは、カタチそのものではなく、そこに宿る「心」だということを忘れずに、謙虚に学び続けていきたいです。
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